少し前の Apple の CM に 「Mac ってウイルスに感染しないんだ」 というのがありました。
それを見て Mac を購入された方もおられるかもしれませんが、はたして本当にそうなんでしょうか?
いえいえ実は残念ながら Mac を攻撃対象としたウイルスも存在していますので、ちゃんとした対策を行わないと Mac でもウイルスに感染してしまうのです!
「そんな事は知ってるよ。でも自分は大丈夫だよ!!」
そんな事を言っているといつか大変な事に。。。。 あなたの Mac 、本当に大丈夫ですか?
Mac OS X をウイルスから守るために
ITC では、Macをウイルスから守るために以下の3つの対策を行うことを推奨します。
ソフトウェア・アップデート
ソフトウェア・アップデートを実施して、OS やプログラムを最新に保ちましょう。 またアップデートプログラムは頻繁に更新されていますので、定期的にチェックする事をこころがけましょう
また他社製ソフトウェアをインストールしている場合には、そのプログラムも最新の状態にしましょう
ウイルス対策ソフトの導入
冒頭でも言いましたように Windows ほど数は多くありませんが、Mac を標的としたコンピュータウイルスは存在します。
また Mac 自体は感染しなくても他の OS に感染するウィルスを友人や知人に送付して相手を感染させてしまう場合があります。 そのような事を起こさないためにもウイルス対策ソフトのインストールを推奨します。
ウイルス対策ソフトの設定例については次回の曼陀羅ニュースで掲載予定です。
Web ブラウジングを守るソフト
インターネットにはマルウェア配布サイト・フィッシング詐欺サイトといった悪意をもったサイトがあります。上記2つの対策を行っていた場合でもそれらのサイトにアクセスしてしまうだけでウイルスに感染したりクレジットカード番号やキャッシュカードの暗証番号を悪意のある第三者に流失させてしまうおそれがあります。
対策としては、Web ブラウジングを守るソフト McAfee SiteAdvisor の利用をお勧めします。詳しくは以前のニュース Web アクセスにご注意を!を参照してください。
なお McAfee SiteAdvisor は Mac では Firefox のプラグインとしてのみ提供されています。
まとめ
ここまで読んで
「なんだ Windows のウイルス対策とほとんど同じなんとちゃうん?」
と思った方は大正解。結局 OS が違っていても基本的な対策はみんな同じなんですね。
ソフトウェアは人間が作っている以上、何事にも完全とは言い切れない場合があります。
どんな OS でも必ず何らかの欠陥や安全上の問題点が隠れていると考えて、万全のセキュリティ対策を行うように努めましょう!