曼陀羅ニュース

平成25年度 新規曼陀羅システムの紹介

平成25年度に導入されたシステムのプレスリリースを、去る平成26年6月25日 に行いました。

報道機関向け発表内容 [ 本学のサイト ]

プレスリリースで紹介されている通り、新たに導入されたシステムは4つあります。 この曼陀羅ニュースでは、「全額情報環境システム」を中心に分かりやすくご紹介します。

全学情報環境システム

全学情報環境システムの詳細は以下のページをご覧ください。
第22期(H25年度)曼陀羅システム

情報系個人常用ワークステーションシステム : Apple iMac 21.5インチ :160台

今年度も前年に引き続き Apple iMac 21.5インチです。ディスプレイ一体型なので場所をとらずデスクが有効に使えます。

前年度同様こちらのモデルもDVDドライブが内蔵されていないので、研究室単位で外付けスーパードライブを貸し出しています。DVD装置が必要な方はDVDドライブの貸し出しについて を参照し、
貸し出し申請を行なってください。

バイオ系個人常用ワークステーションシステム : Lenovo Think Center M82 :126台
物質系個人常用ワークステーションシステム : Lenovo Think Center M82 :110台

前年度に引き続き、バイオ棟、物質棟のワークステーションとして、 Lenovo の ThinkCentre シリーズを導入しました。多岐に渡る研究のお供に、汎用性に優れる Windows マシンをどうぞ。

高いCPU性能を誇り、パワーを要求される作業にもしっかり応えてくれます。研究の強い味方としてお役立てください。

事務系個人常用ワークステーションシステム : SunRay3i :60台

昨年に引き続き、Oracle のシンクライアント Ray 3i です。Ray 端末側にはハードディスクはもちろんOSさえも搭載していません。ネットワーク経由による通信処理と受け取った画像を表示するファームウェアのみが搭載されているだけです。

また、便利な機能として、スマートカードを利用したRay端末間でのセッションの移動が可能です、そしてオールインワンユニットなので省スペースがうれしいですね。

プレゼンテーション支援システム : FORTUS 250mc , iPF8400 等

今年は新たに 3D プリンターが導入されました。現在3Dプリンターは IT という分野だけではなく色々なシーンで注目を集めています。今回最新の機能を搭載したものを利用いただけます。

利用希望者は以下を熟読し研究目的の為に使用してください。
25年度 3Dプリンタ->3Dプリンター利用方法

また、今回大判プリンターも更新されました。こちらもご利用ください。

ファイル共有サーバ、バックアップファイルサーバ等 一式 : Sun ZFS Storage 7420/7320

今回、実効容量として約350TB の大容量ファイルサーバーを導入しました(システム、バックアップ領域を含みます)。ディスク領域はRAIDグループにより保護され、各部品は二重化されて安全なシステムになっています。皆様の大切なデータを速く、安全に提供します。

小規模演算サーバーシステム一式 : Oracle Big Data Appliance 等

今回は四年に一度の小規模演算サーバーシステムも更新されました。今回のトピック「大容量データ処理ノード」です。現在IT分野で注目を浴びているビッグデータを効率よく処理出来るノードで国内教育機関では本学が最初に導入しました。また皆様が日頃よく使われているクラスターノード、大容量共有メモリーノード、及び広帯域分散ファイルサーバーにつきましては帯域のより高い InifiniBand (40Gbps , 前回システムは10Gbps) により相互接続されています。この豊富なコンピューティング環境を使用し研究の成果をあげてください。

その他の3システムの紹介

平成25年度には次の3システムも導入されました。ここで簡単に紹介します。

高度統合情報基盤ネットワークシステム

今回ネットワーク環境が刷新されました、大きく変わったのがネットワークの帯域です。 コアスイッチと言われる基幹のネットワーク機器から各研究棟にあるフロアスイッチと言われるネットワーク機器までの帯域が今までは10Gbps(本番用)+1Gbps(バックアップ用)から本番、バックアップ共に10Gbpsになりました。同様にコアスイッチ間の帯域も40Gbpsから100Gbpsと大幅に増えています。それ以外にもネットワーク機器自体も堅牢な物に更新されていま。、安定でより高速なネットワークは皆様の研究や仕事を支える上で大変重要です。新しいネットワーク環境で効率のよい研究や仕事をしてください。

遠隔拠点間データバックアップシステム

3.11以降大規模な災害に対する重要なデータの保全に関しての注目がより高まりました。皆様は曼陀羅データセンターをご存知でしょうか?情報棟の裏(ゲストハウスせんたん正面)にあります。この曼陀羅データセンター建設の理由の一つに現在情報棟一階にある計算機室が火災等で被害を受けた場合のバックアップとして稼動させる意味がありました。今回は更に進んで同じ拠点内ではなく本格的なBCP(事業継続計画)対策として沖縄科学技術大学院大学との間で相互にデータのバックアップを取り、万が一の災害の際にもデータを保全出来る環境を実現しました。

アドホック型衛星インターネット通信システム

「遠隔拠点間データバックアップシステム」がデータを保護する災害対策とすれば、 「アドホック型衛星インターネット通信システム」はインタネット通信を災害時にも継続出来る対策と言えると思います。左図にあります「自動UAT対応小型可搬型VSATシステム」を電源供給可能な自動車(情報棟裏の駐車場にあります)に搭載し、日本中にどこでも衛星を通じてインターネットを供給する事が可能です。

アドホック型衛星インターネット通信システムについては、先日試験の為に総合情報基盤センターのスタッフが奈良県十津川村まで行き実験を行いました。インターネットの使用出来ない山の中でも衛星を経由してインターネット環境を使える事を確認しました。以下、簡単にその時の様子をレポートします。

十津川村での検証の報告

2014年6月21日 に総合情報基盤センターの数名のスタッフが本学より実験を行う奈良県十津川村まで「自動UAT対応小型可搬型VSATシステム」をプリウスに搭載して出かけました。 下の地図の通り本学と十津川村は非常に距離があり自動車で片道約4時間かかりました。

初日の目的地に到着、早速スタッフが準備を行います。
ケーブルを接続してスイッチを入れるだけで作業は完了です。とても簡単です。
二日目の目的地に到着。一日目と同じく準備開始です。
検証を終えて

今回初めての検証でしたが特にトラブルもなく順調に進みました。 しかし同時にまた幾つかの検証をおこなう必要がある事がわかりました。 近日中に二回目の検証を行う予定です。

掲載された記事

以下の新聞社で記事が掲載されましたので、ご紹介します。

また以下のサイトで掲載されましたので、ご紹介します。

執筆者: 中野 勇夫