ITCでは学内の利用者向けに様々なソフトウェアのキャンパスライセンスを提供しています。今回の曼陀羅ニュースではキャンパスライセンスについて、NAISTで利用できるソフトウェア、および利用方法について説明します。
Microsoft WindowsやOffice、またウイルス対策ソフトなどの日常よく使うソフトや、研究に役立つ開発環境ソフトが利用できますので皆様ぜひ一度ご確認ください。
キャンパスライセンスとは?
商用として販売されているソフトウェアを使用したい場合、まずそのソフトウェアのライセンスを取得する必要があります。最も一般的な取得方法は、DVDなどのインストールメディアが含まれたパッケージを購入することです。パッケージを購入するとライセンスが付属してくるので、購入者はPCにソフトウェアをインストールして使用することができるようになります。
これに対してキャンパスライセンスの場合は、大学が所属する使用者全員分のライセンスを契約します。大学に所属している使用者は、契約で許可された範囲でソフトウェアをインストールできるようになります。
キャンパスイセンスを利用する際の注意点
キャンパスライセンスを利用する上で忘れてはいけないのは、ソフトウェアをインストールする対象のPCや、ソフトウェアの使用目的が細かく規定されていることです。私物のPCにインストールして使用するなど、ライセンスに反して使用した場合には、ソフトウェアメーカーから損害賠償請求されることもあります。
ソフトウェアの利用規約にはしっかり目を通し、遵守してください!
利用規約はキャンパスライセンスウェア配布サーバの各製品のリンク先から、同意文書として公開しています。
キャンパスライセンスを契約しているソフトウェア(2014年度現在)
ITCでは2014年4月より、マイクロソフト社製品など複数のソフトウェアについてキャンパスライセンスを契約し、皆様が利用できるようにしています。
マイクロソフト社製品
- Windows8.1 Enterprise Edition
- Windows 8 Enterprise Edition
- Windows 7 Enterprise Edition
- Office Professional Plus 2013(日本語版/英語版)
- Office Professional Plus 2010(日本語版/英語版)
- Office for Mac Standard 2011(日本語版/英語版)
ウィルス対策ソフトウェア
- ESET Endpoint Security(WindowsクライアントOS向けウィルス対策ソフトウェア)
- ESET NOD32 for Mac(Mac向けウィルス対策ソフトウェア)
- ESET File Security for Microsoft Windows Server(WindowsサーバーOS向けウィルス対策ソフトウェア)
ウィルス対策ソフトウェアは、本学の構成員の私物PCへのインストールも許可されています。
開発環境
- Microsoft DreamSpark Premium
Visual Sutudioなどマイクロソフト社製開発環境を利用できます。
- Apple iOS Developer Enterprise Program
iOS SDKなどiOS アプリの開発環境を利用できます。また、開発したアプリを実機にインストールすることができます。
キャンパスライセンスを利用するには?
ITCが契約しているキャンパスライセンスの各ソフトウェアは、以下のサイトからダウンロードできます。利用には曼陀羅アカウントが必要です。
上記サイトは窓口のページになっています。ここから配布サーバーに曼陀羅アカウントでログインし、使用したい製品のリンクへ進んでください。
詳細な利用方法は上記サイトに手順として公開しています。実際に利用される前には必ずご確認下さい。
最後に
どうでしょう、皆様が利用したいソフトウェアは含まれていたでしょうか?。これまで知らなかった方も、ぜひこの機会にITCの提供するキャンパスライセンスを利用してみて下さい。
なお、繰り返しになりますがキャンパスライセンスの契約内容はソフトウェアによって異なり、インストールしてもよいPCの範囲や許可された使用目的に違いがあります。ライセンス違反にならないよう十分規約を確認した上でご利用下さい。