曼陀羅ニュース

平成26年度 新規曼陀羅システムの紹介

平成26年度に導入した曼陀羅システムの紹介を行います。

全学情報環境システム

全学情報環境システムの詳細は以下のページをご覧ください。
第23期(H26年度)曼陀羅システム

情報系個人常用ワークステーションシステム : Apple Mac mini : 75台

ディスプレイの背面に Mac mini を配置し、前年度システムと同様にスペース確保を実現しております。
ディスプレイの入力としては、HDMI端子、DVI端子を有しております。空いているDVI端子に別のマシンを接続することで、一つのディスプレイで Mac と並行作業といった利用も可能です。

HDMI端子は Mac mini で占有しているので、抜かないでください。

バイオ系個人常用ワークステーションシステム : Apple iMac 21.5 inch : 130台

一昨年と同機種の Apple iMac 21.5インチが導入されました。
本機種はディスプレイ一体型となりますので場所をとらず、デスクが有効に使えます。

物質系個人常用ワークステーションシステム : Lenovo ThinkCentre M82 : 100台

今年度もLenovoのThinkCentreシリーズが導入されました。
研究で使用される多様なアプリケーションに対応するため、汎用性のあるWindows機として構成されています。
高いハードウェア性能も備えたWSを研究活動にご利用ください。

事務系個人常用ワークステーションシステム : Lenovo ThinBoot ZERO Tiny : 55台

今年度もシンクライアントを導入しました。OSは計算機室内のサーバで稼働しており、シンクライアント側ではネットワーク経由による画像を表示しているだけです。 シンクライアント側のHDDには情報を残さず、情報漏洩対策にもなっています。
また、こちらも情報系WSと同じくディスプレイの背面に小型の据え置き機を接続することで、省スペースを実現しています。

プレゼンテーション支援システム

大判カラープリンタ : Canon iPF8400

前年度にも導入した大判カラープリンタが、今年度は物質創成科学研究科へ導入されました。
学会での発表やオープンキャンパスなどのイベント時のポスター印刷にご利用ください。
詳細はこちらをご覧ください。

共通基盤サーバシステム

主ファイルサーバシステム、バックアップファイルサーバシステム一式 : Oracle ZFS Strage ZS3-2

今回、実効容量として約515TB の大容量ファイルサーバを導入しました(システム、バックアップ領域を含みます)。
ディスク領域はRAIDグループにより保護され、各部品は二重化されて安全なシステムになっています。皆様の大切なデータを速く、安全に提供します。

階層化ファイルサーバシステム

コストと消費電力を抑えてデータの効率的な利用を実現することを目的として、階層化ファイルサーバシステムの導入を行いました。
階層化ファイルサーバシステムとは、データのアクセス頻度に応じて適切なストレージへデータを自動的に割り振ることで効率的なディスク利用を行うものです。
頻繁にアクセスするデータはアクセス速度の速いキャッシュストレージに格納され、アクセスの少ないコールドデータはテープストレージ(後述)にアーカイブされます。 このようにして利用者の利便性を保ちつつ、テープを用いて実験データを長期保管することを実現いたしました。
更には、本システムを全てHDDで構成した場合と比べ、テープストレージを用いることで消費電力の大幅な削減(約9分の1へ削減)と設置スペースの削減(約2分の1へ削減)に成功いたしました。

以下のサイトでも掲載されましたので、紹介いたします。

テープストレージシステム : StrageTek SL8500

今回の曼陀羅システムでは、階層化ファイルサーバシステムの一部として、テープストレージシステム StrageTek SL8500 を導入いたしました。

皆様はテープストレージシステムをご存知でしょうか。
かつてデータバックアップの主流となっていたシステムです。日本では主流から外れたその後も、テープの高密度化による大容量化やデータ移行の高速化という進化が続いておりました。
本機は世界初のエクサバイト(※1EB = 1,000PB = 1,000,000TB)級ストレージ・システムを謳っており、また主要部分を全て二重化することで非常に高い可用性を誇っております。
データの長期アーカイブや大容量バックアップという用途に最適であるため、導入を決定いたしました。

内部では大容量テープディスク2200本が所狭しと並べられています。データのアーカイブ時は内蔵のロボットアームが自動でテープの入れ替えを行います。
本機では約 17.7PB の容量のアーカイブが可能となっております。(※内部で冗長構成を組んでいるので実効容量は約 8.8PB になります)

現在このシステムを利用して、大容量プロジェクトディスクのバックアップを開始しています。
(※対象となるのは、今年度導入のサーバで提供しているプロジェクトディスクとなります)

物理制約上、大容量プロジェクトディスクのバックアップは取っておりませんでしたが、本システムの導入によって大容量プロジェクトディスクもアーカイブという形でバックアップを取ることができるようになりました。
皆様の大事なデータをより安全に、長期間に渡ってお守りします。
キャッシュストレージシステム : Oracle Flash Storage FS1-2

階層化ファイルサーバシステムの一部として、キャッシュストレージシステム Oracle Flash Storage FS1-2 を導入いたしました。
本機は高いIOPS(ディスクが一秒間に処理できるI/Oアクセスの数)とスループット(コンピュータが単位時間あたりに処理できるデータ量)を実現しています。高速なアクセス速度が求められるキャッシュストレージとして最適であるため、導入いたしました。

こちらのシステムでは、400TB分のHDDでキャッシュストレージを提供しています。更には 1TB分のSSDでファイルシステムのメタデータの収納を行うことで、データの把握と迅速なファイルアクセスを実現しています。

執筆者: 宮内 英仁