HDD 破壊装置の新規導入
皆さんは研究や業務など様々な目的で、PCやサーバーを利用されていることと思います。
今回はそのPCやサーバーの補助記憶装置であるハードディスクドライブ(HDD)のデータ破棄についての記事、第二弾です。
関連記事 HDDのデータ消去ツールを活用しよう!では、HDDデータ消去の必要性及び HDDの情報を完全消去・そのHDDを再利用可能にするツールを紹介しましたが、こちらのツールには以下の欠点がありました。
- 消去に時間がかかる(40Gバイトあたり1時間)
- 壊れた HDD にはそのツールでアクセスできないため、そのHDDのデータを消去できない
(知識と機材があれば壊れた HDD からもデータを取り出せる場合があります)
また、HDDの再利用を検討していない場合、単に HDD を破壊すればデータ漏洩のリスクからは開放されます。
そこで、ITC では二種類の HDD 破壊装置を新たに導入しましたので、用途に応じて活用してください。
磁気破壊装置
こちらの機器は、強い磁気をHDDにかけることにより、磁気データを破壊することができます。 また、320(W) × 70(H) × 400(D) mm までのサイズなら、ノートパソコンをそのまま投入して処理を行うことができます。 詳細はこちらのページで紹介しています。
物理破壊装置
こちらの機器は、HDDの記録部に油圧でニードルを刺すことによって物理的にHDDを破壊します。
物理破壊という性質上、HDD のサイズや種類を問わずに処理できるところが魅力です。
下に破壊処理前後の図を載せました。ディスク面を見ると、記録部分に大穴が2つ空き、再利用ができないのが明確です。
詳細はこちらのページで紹介しています。
二種類の機器の特色について
装置の種類 | 一度に処理できるHDDの数 | 処理一回あたりにかかる時間 | その他 |
---|---|---|---|
磁気破壊装置 | 最大4個 | 約1分30秒 | 始めの磁気のチャージに4分ほどかかる |
物理破壊装置 | 1個 | 約30秒 | 金属ゴミが出るので、作業時には新聞紙等をひいて作業を行う必要がある 処理後、中に残ったゴミの清掃も必要 |
上に、それぞれの装置での処理数と一回あたりの処理を記載しました。
処理をするHDDの数が多い場合や、ノートPCからHDDを取り出しにくい場合などは、磁気破壊装置がおすすめです。
逆に、処理をするHDDの数が少なかったり、目に見えて処理がされているのを確認したい場合は、物理破壊装置がおすすめです。
最後に
PCやサーバに使われていたHDDの入れ替えにより、今まで重要な情報を取り扱ってきたHDDが処分されることになります。
HDDからの情報流出を食い止めるため、適切な方法で処理を行う必要があります。
前回は再利用したいHDDを対象とした、データ消去ツールを紹介しました。
今回は破棄するHDDを対象とした、HDD破壊装置を導入し、その紹介をしました。
これらを用いてHDDを処理することにより、情報流出のリスクをゼロにしていただき、
憂いなく皆さんが研究・勉学・業務に邁進していただければ幸いです。
是非ご利用ください!