曼陀羅ニュース

平成22年度全学情報環境システムの一般公開

このたび、平成22年度に導入された曼陀羅システムの一般公開を2011年3月23日に行いました。この曼陀羅ニュースではその模様を紹介します。

本学では、先端科学・技術に関する大学院大学の教育研究を支援するため、一元的に管理運営されるコンピュータネットワークのもと、「曼陀羅システム」と呼ばれる全学情報環境設備が整備されています。

日時: 3月23日(水) 13:30 - 14:40
プログラム:
  1. ユビキタス映像提示装置デモ(学際融合領域研究棟1号館屋外周辺)
  2. 実世界行動生成装置デモ(学際融合領域研究棟1号館4階)
  3. 物質個人常用システムB デモ(情報科学研究科B棟2F B208)
  4. 計算機室見学(情報科学研究科B棟1F B102 および B103)

ユビキタス映像提示装置

情報科学研究システム - 没入型イメージメディア実験システム

情報科学研究科の浦西先生に紹介して頂きました。

超高精細・高輝度のプロジェクタ、画像処理用計算機および発電機を車両に搭載し、超高精細4K映像を「いつでも・どこでも」投影できます。

車内の制御端末で投影画像を制御しています。

世界遺産級の大規模な/歴史ある建物への映像投影をはじめ、さまざまな物体をスクリーンとして投影するなど、各イベント会場での多様な場所における機動力を生かした運用が期待されています。

実世界行動生成装置

情報科学研究システム - 没入型イメージメディア実験システム

情報科学研究科の小笠原先生に紹介して頂きました。

実世界行動生成装置は、人型のロボットとそれを制御するための計算システムから構成されています。

川田工業HRP-4R

人との協調作業や物体操作が可能なヒューマノイドロボットであり、この装置を用いて、 人とロボットのインタラクションや人を支援するためのロボット技術に関する教育・研究に取り組む予定です。

旧型より小型・軽量・スリム化を実現し、かつ、細かな物体操作に欠かせない腕の自由度を増やすなど、よりインタラクティブ技術の研究に適するよう設計となっています。

物質個人常用システムB

個人常用ワークステーション - 物質個人常用システムB

総合情報基盤センターの辻井先生に紹介して頂きました。

このシステムでは、ユーザは手元のシンクライアントから仮想化技術によりサーバ上に作成された仮想PCを利用します。 これにより、コンピュータリソースの有効利用が可能です。

また、本システムの機能によりユーザの自由度を保ちつつセキュリティ強化も実現されています。

端末は専用OSのシンクライアントで、以下のサーバと連動し利用できます。

[仮想PCサーバ]
1台のサーバ上に仮想PCを多数稼働させる [仮想PCイメージ配信サーバ]
仮想PCにOSイメージを配信する [仮想PC管理サーバ]
端末から仮想PCへのアクセスを仲介する

これらは曼陀羅システムの一部として既存システムと密接に連携して稼働します。

計算機室

平成22年度大容量高速ファイルサーバシステム、共通基盤サーバシステムなど

総合情報基盤センターの垣内先生に紹介して頂きました。

計算機室内には全学の中枢となるネットワーク機器や皆様が利用しているメールサーバやファイルサーバが設置されております。

(計算機室内はサーバと空調機の音で声が聞こえにくくなるため、前室で概要説明しています。)

主ファイルサーバシステムは実効容量240TB、クラスタ型ファイルサーバシステムは実効容量1320TBを有しています。

木戸出総合情報基盤センター長も納得
(※4/1よりセンター長は松本裕治先生に変わりました)

最後は計算機室で記念撮影させて頂きました。

気温も低く強い風が吹く中での平成22年度全学情報環境システムの一般公開でしたが、磯貝学長を含め大勢の方に参加して頂きました。 普段は見ることのない各システムの紹介に、皆さん大変関心を持たれていたようでした。

一般公開におきまして各システムの説明をして頂いた先生方、準備にご協力頂いた皆様、ご協力ありがとうございました。

今年の(も)全学環境システムの導入作業は大変でしたが、各システムが皆さんの研究の支援になれば幸いです。この一般公開を区切りに導入作業は終了し、今後は皆さんの影となり安定運用に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

平成22年度全学環境システム 全体イメージ図

平成22年度に導入された全学情報環境システム一覧は以下のページをご覧ください。

第19期(H22年度)曼陀羅システム

執筆者: 多田克幸