曼陀羅ニュース

「アカデミックチャンネル」って,知ってますか ?

みなさま,NAIST 曼陀羅環境として運用されている「アカデミックチャンネル」 を御存知でしょうか ?

このアカデミックチャンネルは,NAIST 内のホールや講義室にカメラを設置し,撮影された映像をリアルタイムで学内の隅々にまで送信し,どこからでも簡単に視聴することができる映像配信システムのことなのです.

はい,ここで,みなさまの数々の疑問にお答えします.

目次

どこの映像が見れるの ?

はい,学内で講演や講義が開催される場所を中心に,カメラが設置されています.

まず,事務局棟内として次の 3 ヵ所

  • ミレニアムホール
  • 図書館 3F マルチメディアホール
  • 先端科学技術研究調査センター 研修ホール

そして,各研究科棟内として次の 5 ヵ所

  • 情報科学研究科 講義室 (L1, L2, L3) 3 ヵ所
  • バイオサイエンス研究科 大講義室
  • 物質創成科学研究科 大講義室

合計 8 ヶ所の映像を見ることができます.

ちなみに,映像の画質は,研修ホールのスタンダード画質を除き,残り 7 ヵ所全てがハイビジョン画質になります.

どんな仕組みなの ?

はい,学内の隅々にまで映像をリアルタイムで送信しているわけなのですが,そのカラクリは ...

映像を送信する方法として地上デジタル放送の形式を利用することで実現しています.

ただし,学内とはいえ,勝手に電波を飛ばすわけにはいかないので,みなさまの居室の片隅にあるアンテナ端子に対して放送することで,電波を飛ばすこと無くアカデミックチャンネルの受信を可能にしました.したがって,テレビのアンテナを実際に窓際に立てても受信することはできません. また,当然ですが,地上デジタル放送対応テレビをご用意していただくことが必要です.

そうそう,アカデミックチャンネルの送信は,ワンセグ放送を行なっておりません.したがって,フルセグ対応のテレビでないと視聴することはできません.

どうすれば見れるの ?

はい,簡単です.まず,地上デジタル放送対応テレビをご用意下さい.そして,居室の片隅にあるアンテナ端子とテレビのアンテナ端子 (地上デジタル用) をテレビ付属のケーブルで接続して下さい.

次に地上デジタル放送のチャンネル設定 (初期チャンネルスキャン) を行なって下さい.これで,見れるようになるはずです.実に簡単ですね

実際のチャンネル設定の方法は,テレビ付属の取扱説明書を参考にして行なって みてください.申し訳ありませんが,この部分はサポート外です.

チャンネル構成

チャンネル設定が終了すると,一般的に,以下のようなチャンネル構成になります.
リモコンボタンの 10 チャンネルまでは一般の地上デジタル放送, そして 11 および 12 チャンネルにアカデミックチャンネルが設定されます. ただし,テレビのメーカや機器の種類により若干の差異が生じる場合があります.

チャンネル構成 [地上デジタル放送 + アカデミックチャンネル]
リモコン番号チャンネル放送局名
1011NHK 総合 (奈良放送局)
011-1NHK 総合 (大阪放送局)
2021NHK 教育
3
4041MBS 毎日放送
5
6061ABC テレビ
7
8081関西テレビ
9091奈良テレビ
10101読売テレビ
11111-1ミレニアムホール
111-2図書館 マルチメディアホール
111-3先端科学技術研究調査センター 研修ホール (*)
12121-1情報科学研究科 L1 大講義室
121-2情報科学研究科 L2 講義室
121-3情報科学研究科 L3 講義室
121-4バイオサイエンス研究科 大講義室
121-5物質創成科学研究科 大講義室
(*) 「先端科学技術研究調査センター 研修ホール」のみ SD 画質です。

チャンネルの枝番とは

111-1 や 111-2 という初めて見るチャンネル表記ですが,地上デジタル放送から採用された「枝番」というもので,同じチャンネル番号に複数の放送を存在させる機能です.残り少ないリモコン番号にアカデミックチャンネルの 8 チャンネルを存在させるために,この機能を利用して実現させています.

枝番の選局方法は,リモコンの「チャンネル Up or Down ボタン」を押すことで選局可能になります.したがって,実際の選局動作は,リモコンの「11 or 12 ボタン」を押してから「チャンネル Up or Down ボタン」を押す,ということで,簡単に目的の放送が視聴できます.

Tips

初期チャンネルスキャンを行うことで,リモコン番号の空いているボタン (3, 5, 7) に別の放送局が割り当てられることがあります. 詳しくは,テレビの取扱説明書をご覧下さい.

BS デジタル放送も同時に受信させる場合は,別途,アンテナケーブルの分波器 (地デジ放送と BS 放送に分けるもの) をご購入下さい.または,分波機能付きのケーブルをご用意下さい. 詳しくは,テレビの取扱説明書をご覧下さい.

いつからあったの ?

はい,アカデミックチャンネルは 10 年以上も前から放送していました.
2000年ごろに曼陀羅環境でのアカデミックチャンネル構想が始まり,地上アナログ方式を使用してスタンダード画質の放送を開始しました. 2008 年になり,世の中で地上デジタル方式が本格的になったのを機に,現在の方式でのアカデミックチャンネル放送に移行しました.

当然,放送はハイビジョン画質となり,より高精細で臨場感の溢れるものになっており, 講演者の表情や資料の細部においても容易に確認することができるようになりました.

もう一つ,アカデミックチャンネル構想の裏に別の目的がありました.
みなさま御存知の,電子図書館で行なっている 授業アーカイブ映像 の元データとして使用しています.

実際に,8 ヶ所の映像データはいったん電子図書館の計算機室に集められ,
アカデミックチャンネルとして地上デジタル放送形式に変換してみなさまの元へ送出,
また,もう一方で, 授業アーカイブシステムへ組み込まれていっています.

録画できちゃうの ?

はい,地上デジタル放送対応のブルーレイ・レコーダー等があれば,そのまま録画することが可能です.コピーフリーモードでの放送を行なっています.

来年度に実現の予定ですが,番組 (講演や授業) ごとに,録画ができないモードで放送することが可能になります.もう暫くお待ちください.

この時間は見られたくないんですが ...

はい,この場合,カラーバー (砂の嵐ではない !!) 映像の送出で対応することが可能です.もちろん,音声も放送しません.

もしリクエストがあれば,番組 (講演や授業) ごとに,設定を行いますので,学術情報課にご相談ください.

カラーバー

ご意見,お待ちしています !!

アカデミックチャンネルの技術面と運用については,総合情報基盤センターで行なっています.

ただし,「カラーバー送出」については,学術情報課で運用を行なっています.

また,アカデミックチャンネル以外の地上デジタル放送,および,BS デジタル放送の受信については,施設課で運用を行なっています.

ご意見,ご要望,励ましの言葉があれば, itc-voice にてお待ちしております.

執筆者: 油谷 曉
次世代システム研究グループ
総合情報基盤センター