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ホームディレクトリとは
ホームディレクトリとは、ユーザごとに用意されているファイルサーバ上のディスク領域です。この領域に自分が作成したファイルを自由に保存できるようになっています。
ホームディレクトリ上にデータを置くと以下のような利点があります。
- パソコン上にデータが残らないため、万が一パソコンが盗難にあってもホームディレクトリ上のデータまで盗まれません
- パソコンのハードディスクに障害が発生した場合でもホームディレクトリ上のデータが消失することはありません
なお使用量の上限は学生 20 Gバイト、教職員 40 Gバイトです。
ホームディレクトリへのアクセス方法
ホームディレクトリへは、個人常用端末、研究室のマシンどちらからでもアクセスできるようになっていますが、個人常用端末からは簡単にアクセスできるよう最初から設定されています。
Windows からアクセスする場合
個人常用端末からの場合(以下のいずれかの方法でアクセスできます)
- デスクトップ上の「HOME」アイコンをダブルクリックする。
- 「マイコンピュータ」を開き、Z ドライブを開く。
Windows で作成したファイルは、可能な限りホームディレクトリに置いてください。
重要なファイル、サイズの大きなファイルは必ずホームディレクトリに保存して下さい。
- Windows のローカルディスク (C ドライブ等) にファイルを保存すると、マシンに障害が発生した時,そのファイルを失ってしまいます。
- 「マイドキュメント、デスクトップ」にファイルを置けば置くほど、ログインやログアウトに時間がかかるようになります。
研究室のマシンからの場合
- ファイルサーバ検索ページにアクセスします。
- ご自身のアカウント名を入力し「検索」ボタンをクリックするとホームディレクトリが保存 されているファイルサーバが表示されます。
- デスクトップ上を右クリックし、「新規作成」→「ショートカット」を選択します。
- 「項目の場所を入力して下さい」の欄に ¥¥ファイルサーバ名¥ユーザ名 と入力し「次へ」ボタンをクリックします。
- ユーザ名とパスワードを要求されるので曼陀羅環境でのアカウント名を入力します。認証に失敗する場合は、ユーザ名の欄を「mandara-domain¥アカウント名」に変更して試してみて下さい。
- ショートカットの名前の入力を求められますので任意の名前を入力します。
- ホームディレクトリへのショートカットアイコンが作成されます。
アイコンを開くとホームディレクトリにアクセスできます。
Mac からアクセスする場合
個人常用端末からの場合
- Finder のサイドバー 「場所」 欄の「家アイコン + アカウント名」が自分のホームディレクトリです。
研究室のマシンからの場合
- ファイルサーバ検索ページにアクセスし自分のホームディレクトリが使用しているファイルサーバ名を調べます。
- 「Finderメニュー」から、「移動」 →「サーバへ接続」を選択します。
- サーバへ接続ウィンドウが開きますここで、「サーバアドレス」の欄に smb://ファイルサーバ名/ユーザ名と入力し「接続」ボタンをクリックします。
- ユーザ名とパスワードを入力します。 認証に失敗する場合は、名前の欄を「mandara-domain¥アカウント名」に変更して試してみて下さい。
- ホームディレクトリに接続されます。
UNIX (個人常用端末)からの場合
- ターミナル(端末エミュレータ)より cd ~(チルダ) と入力します。
最後に
ファイルサーバ上には、他のユーザのホームディレクトリも保存されています。ディスクの空き容量は 500 G から 1T (テラ) バイト以上あるのに使用量の上限が決まっているのはこのためです。
- ただし他人のホームディレクトリへはアクセスできないように初期設定されています。
使用量(学生20Gバイト 、教職員 40Gバイト)を守らずにホームディレクトリを使いすぎると、他のユーザの使用量が減り迷惑をかけることになります。
使用量の上限をただしく守って利用するよう心がけましょう