去る10月30日(木)~10月31日(金)に附属図書館3Fマルチメディアホールにおいて、「平成26年度奈良先端大電子図書館学講座」を開催しました。本講座は、全国の図書館職員を対象とし、本館がこれまで電子図書館システムを構築・運用してきた過程で蓄積したノウハウ及び基礎知識の普及を目的に、平成11年度より毎年実施し、既に350余名が受講しています。
第16回目となる今回は、大学附属図書館など全国10機関から12名が受講しました。
本講座では、以下の講演を行いました。
- 九州大学附属図書館付設教材開発センター 岡田義広教授: 「九州大学におけるe-Learningの取り組み-附属図書館付設教材開発センターの活動-」
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- 人間文化研究機構 後藤真特任助教:「文化資源デジタル化・共有化の現在と未来」
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- 本学総合情報基盤センター次世代システム研究グループ長 藤川和利教授:「NAIST電子図書館システムの概要と今後の展望」
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また、本学が平成17年度より取り組んでいる次の体験実習を行いました。
- 授業アーカイブ
- 資料の電子化作業
- 学位論文提出システム
- 「雑誌・授業・学位論文の、それぞれの電子化方法やシステムについて知ることができたので大変勉強になりました。」
- 「様々な設備が整っていてすばらしいです。作業は大変な部分が多々あるようですが、学生や教員方のために、これからますます必要とされると思いました。」
- 「具体的な作業の様子がよくわかりました。授業アーカイブの作業が非常に興味深かったです。」
実習の配布資料・説明スライド
図4. 電子化作業の説明を行っている様子
図5. 電子化作業実習の様子
図6. 質疑応答の様子
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最後は総合情報基盤センター長 山口英教授による閉講式の挨拶で締めくくられました。
受講者からは
など、さまざまな感想が寄せられ、大いに有意義な講座となりました。
当附属図書館では、各講演者の承諾を得たものにつきまして、ご講演いただいた様子を録画し、電子化資料として収集・保存しております。過去の電子図書館学講座の様子は以下よりご覧になれます。
執筆者: 岡村 兼佑